先日、初めていらしてくれたお客様。
普段のお仕事はデスクワーク中心、パソコンと向き合う姿勢が多いそう。
そんなお客様からこんな質問が…。
「骨盤を立てて座るといいよ」って言われたんだけど、どうやって座ったらいいの?
よくよくお話を聞いてみますと。
以前通われていた整体院さんでそう言われたそうなのですが…。
イマイチ意味が分からなかったんだそうです(;’∀’)
そういう場合は、その場でその先生に質問した方がいいですよ~ww
というわけなので、どうやったら骨盤を立てて座れるかを解説したいと思います。
さて、みなさん。
椅子に座るとき、どこで座ってますか?
お尻で座っていませんか?
お尻でペタンと座ると、悪い姿勢になってしまうのです。
そこで出てくるのが、さっきの「骨盤を立てて座る」ですが…。
これ、整体やカイロ業界ではよく使うフレーズですが、私は違う表現をします。
それは「坐骨で座りましょう」です。
坐骨とは、その名の通り座る時に使う骨。
椅子の座面と接する部分です。
ここです、ここ。
骨盤の一番下にある骨で、ちょっととがった感じをしています。
ここで座るのを意識すると、さっきの「骨盤を立てて座る」状態になります。
それでは実際に坐骨で座る練習です。
坐骨で座る感覚を養うには、まずは座面が硬く背もたれの無い椅子を用意します。
無ければ背もたれ付きでもOKですが、その場合は背もたれを使わず浅く腰掛けて練習してください。
肝心の坐骨がどこにあるのかなんですが。
立った状態で坐骨を探しても、お尻のお肉が邪魔をしてイマイチどこにあるか分かりにくいんです。
ちなみに、お尻の穴から横に指をずらしてぐりぐりと押すと、坐骨に触れることが出来ます。
立った状態から、ゆっくり座る動作をするとお尻の奥からせり出すように坐骨が現れます。
その状態の方が分かりやすいです。
坐骨が位置が分かったところで、坐骨を椅子の座面に押し付けるように座ります。
その状態で、体を前後に揺らすと坐骨がゴリゴリとなる感じがしたらOK。
坐骨で座れています。
お尻でだらんと座ると、このゴリゴリした感覚があまりありません。
その感覚を覚えておいて、普段も意識をしてください。
坐骨で座るとこんな感じ。
腰と背中にゆるやかなS字のカーブが出来て、頭が骨盤の中心に載る姿勢になります。
骨盤に対する重心がきれいになり、バランスがよくなります。
この時、少しだけお尻を力をいれてキュッと引き締めるようにすると、骨盤がより安定します。
上の画像と比べると、骨盤が後ろに倒れてしまってるの、わかりますか?
お尻で座った悪いイメージ。
背中のカーブがきつくなり過ぎ、腰のカーブが無くなってしまいます。
坐骨で座るとS字を描いていた背中のカーブがC字になってしまいます(;´・ω・)
身体が後ろに倒れる感じになるので、足を前に出して無意識にバランスをとろうとしてしまいます。
会社のデスクの場合は、背もたれがある椅子が多いと思います。
その場合は、深くまで腰かけて座ります。
その状態で、坐骨を意識して座ります。
こちらは悪い例。
浅く腰掛けた状態で背もたれに寄りかかっているので、頭は骨盤からかなり後方の位置へ。
これでは背中や腰の負担がとても大きくなってしまい、姿勢も悪くなってしまいます。
もちろん見た目も悪いですしね(;゚Д゚)
姿勢がきれいだと交感神経が活性化して集中力が高まり、仕事の能率もUP。
頭痛や肩こり、腰痛の予防にもなります。
姿勢がいいといいことがいっぱい。
坐骨で座って、悪い座り姿勢から抜け出しましょう。
コツコツとブログを続けていきますので、応援よろしくお願いします。
あなたの笑顔と元気を結ぶお手伝い
カイロプラクティックゆいまーる

不妊でお悩みの方には、子宝・妊活整体も行っております
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– 院長プロフィール –
1973年10月23日生まれ
豊橋生まれの豊橋育ち
カイロプラクティック・整体歴13年
3人の娘の父親であり、骨盤矯正・姿勢のスペシャリスト
趣味は、家族と一緒に行くキャンプですが…。
長女が中学生になってから、キャンプの回数は激減(;’∀’)
ただいま新たな趣味を模索中。
スキーと山歩きとアウトドア派だけど、家でゴロゴロするのも好きww